医療保険請求事務者はどんな資格?試験概要・合格率・難易度について

医療事務 資格 種類 医療保険請求事務者

医療事務 資格 種類 医療保険請求事務者

この記事は「医療保険請求事務者がどんな資格なのか、どのように試験がおこなわれているのか」について解説します。

医療事務資格のなかではマイナーな資格ですが受験資格が不問であり、受験機会が多いことから独学で合格を目指しやすい資格です。

医療保険請求事務者の特徴

  • 全国医療関連技能審査機構が実施する兵庫県下を対象とした試験
  • 試験日は平日が多いものの月5回開催されていて受験機会が多い
  • 試験は医科・歯科に分かれていて、医科は2級、準1級、1級の3段階
  • 医療保険制度、診療報酬算定といった医療事務に関する知識が問われる

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医療保険請求事務者とは?

医療保険請求事務者認定試験は全国医療関連技能審査機構が実施している医療事務の民間資格です。

全国医療関連技能審査機構

実施団体に「全国」とついていますが試験会場を見てみると近畿地方を中心に実施され、年間で約1,000~1,500人が受験しています。

医療保険請求事務者は診療報酬請求事務における専門的な知識と迅速かつ正確におこなうための技能を培うことを目的としています。

希望の就業先に合わせて「医科」と「歯科」が選べる

医療保険請求事務者は「医科」と「歯科」から希望する分野を選んで受験しましょう。

医科は外科や内科、小児科など歯科以外のすべての診療科に関する幅広い知識。歯科は歯科のみ(歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科)に特化した知識について評価・認定をおこないます。

医科と歯科で大きく異なる点は勤務先です。

医科は病院や診療所。歯科は歯科診療所、いわゆる歯医者さん。もし、診療科に特別なこだわりがなければ医科を選ぶほうが就職先の選択肢が広がります。

医療保険請求事務者の仕事内容

医療事務技能士の業務は「受付・会計業務」「レセプト業務」「クラーク業務」の大きく3つに分けられます。

受付・会計業務

レセプト業務

クラーク業務

クラークとは英語で「事務員」を意味します。医療事務の分野では受付・会計業務やレセプト業務以外の業務をまとめてクラーク業務と呼びます。

また、大規模な医療機関ではクラーク業務を細分化して「外来クラーク」「病棟クラーク」に分けることがあります。

MEMO

歯科診療所(歯科医院・歯科クリニック)で働く場合は医療事務の業務に加えて歯科助手としての業務を兼務します。

医療保険請求事務者の試験概要

マークシート 試験 画像

試験日と試験会場

医療保険請求事務者は、毎週水曜日と第3土曜日の月5回の日程で開催されています。

平日での開催ですが、ほかの医療事務資格に比べて受験機会が多いのが特徴です。

試験の申し込みは受験予定日の1週間前までに受験日と最寄りの会場を全国医療関連技能審査機構に電話で問い合わせてください。

受験当日は試験会場に「願書」と「受験料」を持参します。

MEMO

願書は「願書ダウンロード」ページからダウンロード後プリントアウト(wordファイル)してください。または、全国医療関連技能審査機構に電話で請求してくださいね。

医療保険請求事務者は姫路会場のみでの実施となっています。

姫路会場は山陽本線「姫路駅」から徒歩3分のところにある姫路アドバンスビル3階(姫路市豊沢町156)です。

また、他府県や兵庫県内の遠方から申し込みをするときは問い合わせ時に最寄りの試験会場を伝えれば相談に乗ってくれるようです。

試験会場

試験範囲と出題形式

医科2級

試験方式・時間 試験内容
領域Ⅰ 【筆記】60分 医療保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識(5択形式)
領域Ⅱ 【実技】90分 診療報酬明細書の作成(外来レセプト作成1枚/入院レセプト作成1枚)

医科準1級

試験方式・時間 試験内容
領域Ⅰ 【筆記】
150分
  • 社会保険・国民保険・返戻、査定レセプトの請求・総括(社保・国保レセプトの総括)
  • レセプトコンピュータを用いた実技入力(労災レセプト作成2枚)

医科1級

試験方式・時間 試験内容
領域Ⅰ 【筆記】30分 医療保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識、自賠責請求、病名・薬効・検査など診療に関わる知識全般(正誤形式)
領域Ⅱ 【実技】120分 診療報酬明細書の点検及び作成(外来レセプト点検、入院レセプト点検、自賠責レセプト作成各1枚)

歯科2級

試験方式・時間 試験内容
領域Ⅰ 【筆記】30分 歯科保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識(正誤形式及び筆記形式)
領域Ⅱ 【実技】120分 歯科診療報酬明細書の作成(レセプト3枚)

合格基準と合格率

医療保険請求事務者認定試験の合格率は70〜75% 。4人に3人が試験を突破できるため医療事務の資格のなかでも難易度は「やさしめ」です。

全国医療関連技能審査機構のホームページに掲載されている過去の合格率です。少し古いデータですが参考にしてみてくださいね。

平成24年度 平成23年度 平成22年度 平成21年度 平成20年度
受験者数 1,396人 1,455人 1,671人 1,285人 1,015人
合格者数 1,040人 1,039人 1,219人 958人 739人
合格率 74.4% 74.1% 73.0% 74.6% 72.8%
医療保険請求事務者
資格の区分 民間資格
主催団体 全国医療関連技能審査機構
試験級 【医科】2級、準1級、1級
【歯科】2級
資格概要 診療報酬請求業務に従事者の資質向上と人材育成を目的とし、医療保険制度、診療報酬算定、診療報酬明細書の作成・点検に関する知識を証明するための試験
受験資格 誰でも受験できます
受験科目 上記を参照
実施時期 ■毎週水曜日 10:00~12:30
■毎月第3土曜日 13:30~16:00
受験料 6,500円(税込)
受験地 姫路会場
※他会場は申込時に要相談
合格発表 受験日から約3週間後に郵送にて発送されます
その他 ・「試験科目免除制度あり」Ⅰ・Ⅱすべてを受験したうえで得点率70%に達した科目は、1年間に限り受験が免除されます。
・診療報酬点数表、テキスト、ノートなどの資料の持ち込みは自由です。

医療保険請求事務者についてのまとめ

医療保険請求事務者は受験資格は不問のため独学でも受験ができます。

ただ、試験会場が基本的には姫路に限られているので近隣地域でなければ無理に取得を目指す必要はありません。

医療事務の資格は知名度・信用度・実施規模の3つの観点から、

  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医療事務管理士技能認定試験

これらが医療事務のスタンダード資格です。また、初心者向けに「医療事務認定実務者」といった試験もあります。

医療事務は、自分の生活スタイルに合わせた働き方ができることから女性に人気の資格。仕事をしながらでも挑戦しやすく”あなたらしい働き方”を手に入れることができます。

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